コロナ禍になり、ポンペイの遺跡もナポリ国立考古博物館に行くのは夢のまた夢になり…

古くからの友人たちと、久しぶりに上野にある東京国立博物館ポンペイ展に行きました。

ポンペイ展の公開に先立ち、NHKでポンペイ関連の番組がいくつも提供されており、予習?をして臨みました(忘れっぽいから事前学習です (;’∀’) )

約二千年前のポンペイの日常が蘇る

まずは噴火と直前のヴェスヴィオ山が描かれたフレスコ画から

ワインの神バックス(バッカス)とヴェスヴィオ山には葡萄棚が描かれています。

噴火によって埋没し、タイムカプセルのように時を止めたポンペイの生活が目の前にある感じです。

開放奴隷でも富を築いたり、実業家なって尊敬された女性もいた豊かなポンペイ。

細かいモザイクで作られたモザイク画、貴重なカメオガラス美しい「青の壺」が目を見張りました。(実物は本当に美しいです!)

展示品に見とれていると、ふとポンペイの石畳みを歩いている感覚になります

当時の人と同じ視点で、床に描かれた作品を見る演出もありました。

エルコラーノの出土品も

ポンペイと同じヴェスヴィオ山の噴火で埋没したエルコラーノの出土品もありました。

ポンペイとは異なり、火山泥流で一瞬のうちに襲われため保存状態は良いそうです

ポンペイとエルコラーノの悲しい歴史的災害現場の出土品と思っていたのですが…

その時、その場にいた人たちが二千年の時を超えて、知性と豊かさ、人間の不屈の精神を見せてくれているようでした

ワイン好きの友人は、ギフトショップでお好みのイタリアワインを手にしてました(^O^)

イスラーム王朝とムスリムの世界

ポンペイ展のチケットでこちらの展示も見れたので、拝見しました。

ガネーシャは親しみを感じますね 

綺麗なイスラムの宝石が間近で見られるなんて! この宝石にはどれくらいの幸福と悲しみが秘められているのでしょうか…

静かな時を感じる常設展

存在感ある仏教芸術に思わず立ち止まりました。

時の流れを止めているかのような展示品…

前回来たのは20世紀だった…

20世紀が青春だった友人たちとの再会にふさわしい場所でした(*^-^*)

土日は混んでいてなかなか入れず、スルーしてたパークサイドカフェで遅いランチを頂きました。この年代になってまで、縁があった友人たちに感謝です! 

美味しくいただきました。ご馳走様でした (^^)/