猛暑で鰻が食べたくなった。川越といえばさつま芋が有名だが、江戸時代から入間川や荒川で獲れたうなぎが、名産である醤油だれで食されており、歴史あるうなぎ屋が多数あると言う。今回は車でランチ旅。
川越のうなぎ
名店多くどこにするか悩むがとにかく行ってみる。昼時「蔵造り街並み」に人が並んでいる店がいくつかあり、うなぎ屋さんだとわかる。風情ある店の佇まいに鰻の匂い・・どこも吸引力がすごい
今回は本川越駅から700mほど、広めのパーキングがある天保3年(1832年)創業「いちのや本店」さんでうな重をいただく。とても美味しく、ごちそうさまでした!
喜多院
うなぎで元気になったところで、川越の名所、パワースポットの喜多院に移動。喜多院の歴史は古く、830年円仁により「無量寿寺」として創建。また 川越城は江戸城を築いた太田道真親子によって築城されており、1638年の川越大火で大きな被害を受けた喜多院の復興に徳川家光が尽力。「家光誕生の間」「春日局の化粧の間」が移築されているのが興味深い。本物の歴史の舞台を目の当たりにする。客殿内から見る「紅葉山庭園」には「三代将軍お手植桜」があった。桜や紅葉の季節にも訪れたい。
もう一つの見どころである五百羅漢へ(入口がわかりずらく、売店のそばにある)1782~1825年にわたり建立された羅漢様たちは、泣いたり笑ったりひそひそ話したり表情豊かに鎮座していた。いやこっそりと動いているのでは・・と妄想してしまう。
河越抹茶かき氷
猛暑の中、喜多院の駐車場そばにある「亀屋」さんのかき氷の看板に、引き寄せられた。普段は和菓子屋さんと小さなカフェなのだが、季節限定でかき氷があるらしい。いちごのかき氷にも心惹かれるが、河越抹茶のかき氷を選択。さっぱりとして美味でした。それにしても川越抹茶でもなく、狭山抹茶でもなく「河越抹茶」とは?その昔、南北朝時代には武蔵河越は天下の茶所だった歴史があるそうだ。おばさん旅は無理はできない。暑いので今回はここまで。