三鷹の森ジブリ美術館に長年行きたいと思っていたが、なかなか予約が取れないでいた。しかし、予約なしで行ける、ジブリゆかりの地、トトロの森のモデルがあった!!
狭山丘陵はトトロの森のモデルのひとつ
トトロは「所沢にいるとなりのおばけ」が名前の由来と言われている。狭山丘陵は埼玉県と東京都との都県境にあり、広い!「公益財団法人トトロのふるさと基金」㏋で調べてみると、トトロの森1号地から48号地まである。どこも散策路としては魅力的だが、今回は八国山緑地を目指すことにした。駐車場がないので電車と徒歩で向かう。西武線東村山駅を利用したが、西武園駅からの方が近い。
八国山緑地
八国山緑地は狭山丘陵の東端にあり、八国山は「となりのトトロ」の七国山のモデルとされている。東村山駅から歩いていくと八国山通リがあり、何となくトトロの世界に近づく気分。東村山駅から徒歩20分程度で着いた。
八国山緑地の入り口は思いのほかひっそりしていた。サツキとメイお母さんが入院していた七国山病院のモデルと言われている病院が敷地内にあるが、もちろん現代的な建物。里山はなだらかで、歩きやすい。ほっこり広場、ころころ広場などがあり、小さな子供連れ、年配の方々が散策している。緑地を抜けると、所沢市に入り、上り坂でちょっと辛いが、「トトロの森2号地」の方に移動してみる。
新田義貞に出会う
里山のマイナスイオンに浸っていると、鳩峰八幡神社があり、「義貞兜掛けの松」なるものがあった。新田義貞が兜を置いて戦勝祈願をし、後に鎌倉幕府倒幕に至ったゆかりの地。トトロを探して、新田義貞に出会うとは思わなかったが、興味深い。もっと森を探検をしてみたい気持ちもあったが、疲れすぎないうちに帰路につく。3時間ほどの散策だったが、私には丁度良い。トトロがいるかも知れないというおとぎ話の世界と歴史を変える地点・・不思議なプチトリップだった